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兵庫県阪神地区を中心に「行き場のない仔を減らすため」の啓発活動を行っています
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  集合住宅・市営住宅とペット シンポジウム

基本データ
 尼崎市の人口
  兵庫県下第4位の人口を有し、人口密度は兵庫県でもっとも多く、全国においても20位以内
  に入る人口集中地域である。

 尼崎市営住宅概要
  256棟 10813戸 97自治会 (入居率100%)

 尼崎市営住宅のペット飼育頭数
  犬 383 猫 208 その他 98 合計689
   但し、この調査は入居者の自己申告数により、実際の飼育頭数は、この2~3倍と推察される

 2008年の全国の犬猫市飼育頭数調査では、15歳未満の子どもの総数より、犬猫の飼育頭数が
 上回っている

 全国のペット飼育世帯の割合は、約40%


感想
 今やペットは家族の一員という存在になっているのは、飼っている人はもちろんのこと、
 データをみても明らかだと思います

 今回のシンポジウムでは、この条例を制定しようと考えた行政の意見がきけなかったので、
 行政には行政の市民の苦情に対する対策として、この方法を採用した自治体のやり方を
 まねる形で、解決しようとしているのではないかと思われます。

 しかし、今回参加パネラーの方が、即処分をすれば、これ以上の未来はないとおっしゃていました。
 つまり、処分してしまえば、正しい飼いかたの指導をする機会すら失ってしまうということです

 それと、ペットのことでの苦情のようにみえるが、実際は、人間関係のこじれやコミュニケーション
 不足が、ペットを理由にした苦情となっているということでした

 行政では、飼い続けるなら、即退去!!もしくは、住み続けるなら里親を探すように・・・としています
 が、早々簡単に里親が見つかるわけもなく、結局は殺処分・・・

 今やマンションの70%がペットの飼養を容認(H15年度時点)している現状や、環境省が今後
 10年間で、殺処分数を半減させる計画を出しているのとは、逆行しています。

 私は、今回のシンポジウムに参加するまでは、飼ってはいけないところで飼うには、当然こういう
 事態も想定できるので、退去して飼い続けるべきだ!と考えていましたし、HASCの配布リーフレ
 ットの中でも、飼える状況でない人が飼うのは、愛情ではない、飼える状況になるまで飼わない方
 が、愛情ではないでしょうか?と載せています。

 今でもその考えにかわりはありませんが、今回は、この条例が通ってしまうと大量の処分犬・猫が
 出て、しかも隠れて飼う人や、本当の意味での迷惑な飼い主に、何の規制や指導もできず、不幸
 な動物たちは減らせず、決してなくならないと思いました。

 尼崎市民が全国に本当の意味での解決策を提示されることを期待しています

                                                 たなか

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プロフィール
HN:
SATA
性別:
女性
自己紹介:
*活動趣旨*

日本では年間36万匹の
動物が行政処分されている
にもかかわらず次々と
仔犬仔猫が生産されて
います

このおかしな現状を
多くの方に知っていただき
命にやさしい社会になるよう
一緒に考えていきませんか



*活動内容*

・終生飼育の呼びかけ
・動物遺棄防止の啓発活動  
・避妊・去勢手術の推進



※当クラブでは
犬・猫の引き取り・預かり
などは行っておりませんので
ご了承下さい
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