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兵庫県阪神地区を中心に「行き場のない仔を減らすため」の啓発活動を行っています
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この活動のうまくいっているポイントは、行政と協力しあって、仲良くやっている!
ことだと思いました。

通常の猫好きの場合
① 猫にいいことをしているという自信で、嫌いな人の気持ちに配慮が足らない
② かわいそうだから・・・とエサを与えるだけ。不妊手術も、便の始末や食べ残し
    はほったらかし
③ 行政は何もしてくれない!!と訴えていく

しかし、こういう態度では、相手は心を開いてくれるどころか、猫が嫌いではなかった
人さえも、嫌いにさせてしまいますよね

ただエサを与えているだけの方は、あなたの好きな猫を、あなたの行動で、住みにくく
生きにくくしているのではないかと一度考えてみましょうよ

では、なぜ尼崎市はボランティアと仲良しなのでしょう?

Ⅰ 尼崎市の猫のTNR活動をされている方は、以前から自分が手術をした猫の情報を
   愛護センターに届けていました。
   写真や特徴を書き込み、こんな猫が保健所に持ち込まれたら知らせてねぇ~と。

   行政側からしてみれば、① 市内の活動が把握しやすい② 地域への苦情にも対応
   しやすいなど、メリットがいっぱいで、ボランティアとの距離が縮まりました

Ⅱ 地域猫活動をはじめるにあたって、それぞればらばらで活動していたボランティアを
   1つにまとめ、お互いに協力しあえる体制を作りました。
   そのメリットは
    ボランティア側  組織力がうまれ、行政にものが言いやすくなる
               意見交換や助け合いができる

    行政側      ボランティアの意見が集約されるので、活動の方針が決めやすい
               トップダウンでお願いや苦情を伝えやすい 

Ⅲ  ボランティアが他所の地域の猫問題にも積極的に取り組もうとしている
    猫問題を環境問題として捉えています。市内全域に地域猫活動を展開し、市内の
    環境改善をすることも目標の1つです。そのため、行政側に入った苦情を協同で
    解決してもらうこともあります。
    そのメリットは
     ボランティア側  環境問題ということであれば、地域の理解を得やすい
                行政に入った苦情から活動を広げていくこともできる

     行政側       環境問題ということで、新規事業としての予算がつきやすかった
                市内のノラ猫苦情をボランティアと協同で解決でき、非常に助かる

最後にまとめとして、
 ①   行政側とは、普段から押し付けがましくない程度の関係を築いておく
 ②   ボランティア同士の連携を強め、お互いの利害を一致させておく
 ③   猫問題をただかわいそう・・ではなく、多面的に捉えてみては?


Iさんは、『 皆さんセールスマンになってくださいよ!』 とおっしゃていました。
私は販売職をしているので、この意味が非常によくわかりました。
相手の話をよく聞けばなにを望んでいるかがみえてきます。
猫問題の相手は猫ではなく、人間です。
これ以上処分される動物たちがふえないよう、不幸な命がふえないよう
人間に働きかけなければならないと改めて感じたセミナーでした。

                                     たなか

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フリーマーケットへの物品の寄付をいただきました。

宝塚市のY様、猪名川町のI様、ご協力いただきまして、ありがとうございます。

収益は必ず、活きた使い道ができるようにして参ります。

                                          たなか

地域猫のすすめ~実践編~をきいて

尼崎市の取り組みが、大変良く機能しているというモデルケースとして、
代表のIさんと、尼崎市動物愛護センター獣医のT氏を招いての講演会でした。

Iさんのお話では、

自分は、犬や猫を飼ってはいたが、特別好きというわけではなかった。
しかし、数年前、現在のマンションに引っ越してきて、マンションの理事になってしまった。
ある日、管理人のおじさんが、植え込みに仔猫が捨てられているとIさんのところに持ってきた。
困ったIさんは、そばの公園で、猫の活動をしている人たちがいるとききつけ、引き取ってくれない
かなぁと思いつつ、いってみた。

そうすると、昼間からお酒を飲み、仕事をしていなさそうなおじさんたちが、飲み食いした残飯を
ほったらかし、近寄ってきた猫を棒でつつき、公園にいる子どもたちにも、猫をいじめるよう
に指図していた。
Iさんは、これは、子どもたちにとって、よくないことだと思い、
まずは、飲み食いした残飯を、捨てるそばから、徹底的にかたずけだした。
そうこうしているうちに、そのおじさんたちとも顔見知りになり、
世間話をする間柄になった。

そうなれば、しめたもので、猫たちをいじめんといて、何でそんなことするの?やめたりや~
など、気軽に言えるようになったということです。

その間、公園の掃除など、環境美化にも努められていたので、地域の人からも信頼を得ることが
できたのではないかとおっしゃていました。

これが今の活動のキッカケだと話していらっしゃいました。

~現在の尼崎の活動に至るまでには、一連の流れがあり、パっと初めてすぐにできたというわけ
ではなく、たくさんの苦労があってこそだと思います。よって、お話の中に、はしょるところが
あまりないので、数回に分けて、アップしたいと思います~

                                                   たなか

4/26.27に宝塚 花と緑のフェスティバルに出店しました。

市役所横の公園でイベントが行われているため、沢山の来場者がありました。
ここのいいところは、駐車場が無料なので、家族連れが、ゆっくり楽しむことができる
ことだと思います。

3ブースつなげて出店したので、真ん中のブースにパネルを立てました。
いつもは、1ブースなので、タープに隠れて、見えにくいのですが、少し離れたところ
からでも、眺めていただくことができました。

それと、子どもの目の高さのテーブルに本を何冊かおいて、
‘ご自由にご覧下さい‘と張っておいたので、子どもたちがみてくれました。

ばっちゃん、家族なのに・・・など、写真や絵本タイプは見やすいようで、よく手にとって
ページをめくっていました。

私が抱いた感想は、
ばっちゃんは、ブリーダー飼育のヒドさに目を覆いたくなるような
写真が多く、子どもたちは気持ち悪がるだけで、本を閉じてしまうのではないかと
思っていましたが、そう心配するのは、大人だけなのかもしれません。

昨年の9月に、神戸の繁華街を、パネルを掲げ、チラシを配布しながら歩くイベントに
参加したとき、ある幼稚園の先生・保護者・園児が多数参加していました。
パネルは、キツネが生きたまま皮をはがされた写真だったり、
ウサギに薬品をかけて皮膚が溶けた動物実験の写真だったり、
あえて子どもに見せたい写真では決してありません。

保護者のお一人に、
結構えぐい内容ですが、お子さんが見たり、参加することに戸惑いはありませんか?
とたずねてみました。

その方は、ここの園長先生は、動物愛護に対して、とても熱心な方で、
優しい子どもになってほしいから、普段から、そういう話を自然にして
いらっしゃるんですよ。ただ、嫌がる保護者がいるのも当然あります。しかし、私は
こういう写真は真実なんだから、子どもたちが知ってもいいと考えて参加しています。
とおっしゃていました。

子どもたちは、とてもチラシやリーフレットを道行く人に手渡すのが上手で、
大人から大人に手渡すより、受け取ってくれる人も多く、次々楽しげに配っていました。

動物が好き・嫌いに関わらず、理屈は抜きにして、アクションをおこし、知ってもらうことが
非常に大事だと感じた一日でした。

今回のフリマでも、子どもたちは、何の戸惑いもなく、本を読み、パネルを眺めていました。
真実を隠すのではなく、真実を伝え、
本当にこれが真実なのか?
ペットショップに陳列され、かわいい表情を見せている仔犬や仔猫は、どこからやってきたのか?
この上着についているフワフワの毛は、動物たちを殺してまでおしゃれに見せるため、
つけたものじゃないのか?
など、考えてもらえるキッカケになってほしいと願っています。

私自身、毎回何かを感じさせてくれるので、楽しみながら、感動も頂きながら行っている次第です。

                                                      たなか

日付

収入

支出

内容

残金

2/17

 

14.940

捕獲器3台

41.865

4/26

 

1.500

フリマ出展料

40.365

 

31.060

 

売上

71.425

4/27

 

2.000

フリマ出展料

69.425

 

25.650

 

売上

95.075


宝塚 花と緑のフェスティバル のフリマに参加しました。

土曜日は、動物愛護を推進する会のNさん・ご近所さん、吹田で猫の不妊手術をしているUさん、
私の知り合いのYさんの計5人で3ブース借りて出店しました。
日曜日は、夫と二人で出店しました。

両日とも、お天気も気候もよく、とても沢山の来場者がありました。

11日ぶりのブログの書き込み(バタバタしててサボっていました)で、
地域ねこのすすめの講演会のことも書きたいし、フリマのことも書きたいし・・・
しかし、疲れたし・・・ということで、4/30に改めて書き込みたいと思います。

今日来場された西宮の推進委員の方に、ブログ辞めたん??ときかれたのですが、
決してそんなことはありません(さぼってて失礼しました)。

私の目線で感じたこと、お知らせしたいこと、一緒に考えてもらいたいことを
5日に1回程度は、発信していきたいと思います。


今日、来場していた小学生の女の子が熱心に‘実験犬シロの願い‘‘ばっちゃん‘を
読んでくれていました。
あとからお母さんを連れてきて、本を買ってもらおうとしてくれました。
他にも子どもたちが、本を開いて読んでいました。

今回のフリマで、今後は子どもたちが座って本を読んだり、パネルを見られるよう
配慮した出店方法にしようと思うくらい、子どもたちの熱心なまなざしには、胸を打たれました。

10月に中山台でパネル展も計画中です。
物を売って資金を集めるだけにとどまらず、皆さんに動物たちの現状を知っていただく活動に
力を注ぎたいと思います。

今回土曜日に、フリマで一緒に出店した、吹田市のUさんに、捕獲機1台寄付いたします。

物品協力いただいている皆様、ありがとうございました。

お買い上げいただいた皆様、チャリティーのため、ほとんど値引きいたしませんでしたが、
必ず、活きた使い方をさせていただきます。

続きは4/30に改めてこのブログにて・・・
                                         たなか
地域猫のすすめ~実践編~

2008年4月19日(土)13:30~
場所  :  高槻市交流センター5階  視聴覚室 ( 高槻市紺屋町1-2 ) 
        TEL     072-685-3721       JR高槻駅 徒歩1分

講師  :  尼崎市動物愛護センター職員  高橋氏
        ホームレス猫不妊運動ネットワーク(CON)代表 入江昭子氏

参加費 : 一般500円、会員無料、当日入会可、事前申し込み不要

主催  :  動物愛護を推進する会   TEL  090-9997-2131

 昨年開催した『地域猫のすすめ~ノラ猫と上手に付き合う方法~』に続き今回は実践編として、
尼崎市ですすめている対策をご紹介します。

 尼崎市では、ノラ猫の不妊手術助成金制度のスタートに伴い、ノラ猫対策として、行政職員と
市民とがタッグを組み、数々の地域や自治会との懇談を重ね、ノラ猫問題解決を実践しています。
 
 当初はノラ猫の苦情でもめている地域の一住民だった入江さん達ですが、どのようにして地域の
方々や行政職員さんの理解を得、現在に至ったかを、順を追って具体的にお話しいただきます。
 
 また、尼崎市職員の高橋さんには、行政の観点から、行政と付き合うにはどのようにしたらよい
のか、行政職員の立場でありながら、本音でノウハウを教えて下さいます。

 尚、4時からの番外編では、ざっくばらんに質問や相談ができるので、現場の生の声をきける
チャンスでもありますよ!
                                              たなか
先日、友人との待ち合わせまで、時間があり、久々に本屋さんに立ち寄りました。

私は、宮部みゆきさんの推理小説(特に現代版)が好きなので、新しいものが
でていないか、チェックしたものの読んだものばかりで、時間をもてあましてしまいました。

なにげなく写真集のコーナーまでいくと、動物の写真集やブログで人気が出て本になって
いるものなどが、目に入りました。

その中に’のらねこ’という本があり、パラパラとめくってみると、
著者が撮った写真と、自らの意思ではなく、のらねこになってしまった猫たちの
思いが綴られていました。

すぐに購入し、本屋さんのCAFEコーナーで、一気に読み進みました。
涙はあふれ、鼻はズルズル、人目もはばからず最後まで読みました。

著者は、怪我をした猫・仔猫の里親を探す傍ら、各地の野良猫保護活動に写真家として協力
しているそうです。

自分のできることで協力する!

このスタイルがとても共感できると感じました。

久々に心に熱い思いを抱かせてくれた一冊です。
                             
                                          たなか

プロフィール
HN:
SATA
性別:
女性
自己紹介:
*活動趣旨*

日本では年間36万匹の
動物が行政処分されている
にもかかわらず次々と
仔犬仔猫が生産されて
います

このおかしな現状を
多くの方に知っていただき
命にやさしい社会になるよう
一緒に考えていきませんか



*活動内容*

・終生飼育の呼びかけ
・動物遺棄防止の啓発活動  
・避妊・去勢手術の推進



※当クラブでは
犬・猫の引き取り・預かり
などは行っておりませんので
ご了承下さい
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